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阿波の遊行弍

言葉の奥底に眠る物語

言葉が音楽へと変わる瞬間、そこには名付けようのない感情が芽生えます。「阿波の遊行弍」では、歌詞の背後に隠された文脈や多層的な意味を、丁寧な思索とともに紐解いていきます。この緻密な解釈のプロセスこそが、楽曲に真の命を吹き込み、聴き手の心に深く永く響き続けるための指針となるのです。

8:宍喰町団七踊り音頭 音頭:重田菊太郎  3分7秒

 海部郡宍喰町には、「団七踊り」という盆踊りがある。奥州白石噺の宮城野、

 

信夫姉妹の仇討ちを3人一組で演じる。中央に白鉢巻、大小の刀をかざした

 

志賀団七、両側に長刀の宮城野、鎖鎌をかざした信夫が立ち、踊り場を回って

 

踊る。女性の仇討ちとあって、襷姿がりりしい。

                     

 

 (途中から)

  こころ正直 利発な者は

 与太郎女房に お小夜というて

 二人娘は愛嬌者よ

 姉の宮城野 妹の信夫

 ともに二親 孝行者よ

 家内仲良く繁盛に暮らす

  ここに団七 締まりの役で 

おのが役目を嵩(かさ)にときいて

  娘宮城野 恋慕に仕掛け

 村の庄屋に話をいたす

    ヨーイヤセー ヨーイヤナー

図8.jpg
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