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阿波の遊行弍

言葉の奥底に眠る物語

言葉が音楽へと変わる瞬間、そこには名付けようのない感情が芽生えます。「阿波の遊行弍」では、歌詞の背後に隠された文脈や多層的な意味を、丁寧な思索とともに紐解いていきます。この緻密な解釈のプロセスこそが、楽曲に真の命を吹き込み、聴き手の心に深く永く響き続けるための指針となるのです。

12:一宇村の雨乞い踊り  2分32秒

美馬郡一宇村は、剣山北麓の一宇川に沿っ

た山村。ここに伝わる「雨乞い踊り」は、豪壮な

大太鼓に煽られるように、頭部に大きな龍の

飾りものを被せた男たちが、くるくると踊り

まわり、太鼓うちも同じように回転して壮観である。

雨乞いに霊験のある太鼓といわれ、テレビ番組に出演してもらったところ、

 

演奏中に急に雨が降ってきて驚いたことがある。ある年、踊りが奉納された後、

 

村の中心部が洪水に襲われたことがあり、それ以後踊る機会は注意深く制限されている。

 

呼べ 跳べ 龍王よ 

   水給(たん)もれ 龍神よ ソレ(太鼓・鉦)

図7.jpg
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