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阿波の遊行弍

言葉の奥底に眠る物語

言葉が音楽へと変わる瞬間、そこには名付けようのない感情が芽生えます。「阿波の遊行弍」では、歌詞の背後に隠された文脈や多層的な意味を、丁寧な思索とともに紐解いていきます。この緻密な解釈のプロセスこそが、楽曲に真の命を吹き込み、聴き手の心に深く永く響き続けるための指針となるのです。

12:一宇村の雨乞い踊り  

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美馬郡一宇村は、剣山北麓の一宇川に沿った山村。ここに伝わる「雨乞い踊り」は、
 

豪壮な大太鼓に煽られるように、頭部に大きな龍の飾りものを被せた男たちが、

 

くるくると踊りまわり、太鼓うちも同じように回転して壮観である。

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雨乞いに霊験のある太鼓といわれ、テレビ番組に出演してもらったところ、演奏中に急に

 

雨が降ってきて驚いたことがある。ある年、踊りが奉納された後、村の中心部が洪水に

 

襲われたことがあり、それ以後踊る機会は注意深く制限されている。

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       呼べ 跳べ 龍王よ 

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       水給(たん)もれ 龍神よ ソレ(太鼓・鉦)

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