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阿波の遊行弍

言葉の奥底に眠る物語

言葉が音楽へと変わる瞬間、そこには名付けようのない感情が芽生えます。「阿波の遊行弍」では、歌詞の背後に隠された文脈や多層的な意味を、丁寧な思索とともに紐解いていきます。この緻密な解釈のプロセスこそが、楽曲に真の命を吹き込み、聴き手の心に深く永く響き続けるための指針となるのです。

18:鳴門市池ノ谷の神踊り(柳の踊りほか)  

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「柳の踊り」

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  柳の踊り 柳の踊り 習てはいかが 屋中の前の この踊り

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  柳の下で 柳の下で 清水を汲めば 上から露が こぼれかかるよう

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   ヤア上から露が こぼれかかるよう

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  ここなる姫は ここなる姫は 遊びをやめて

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       春日を召され また来る冬も雪が降る

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       ヤアまた来る冬も 雪が降る

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  雪が降り積まば 雪が降り積まば じんじとなりてここな姫

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   ここな姫 じんじとなりて これまでよ

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  「商い踊り」

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  明日は吉日(にち) しも下り 思う夜妻の いとまごえ

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   ヤア商い踊りは ひと踊り

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  いとま乞いすりゃ 人が知る さすぞ盃 いとま乞い

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  ここは津の国 国中よ 上荷おろして 商いしよ

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  よろず商いしすまして 国の土産にかかるべし

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    商い踊りは これまでよ

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  「牛若踊り」

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  あら美しの牛若殿は 鞍馬へ参りて 鞍馬の山にお住みある

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    牛若踊りは ひと踊り

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  あら美しの牛若殿は 昼はお寺で学問召して 夜はみがきの太刀を振る

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  あら美しの牛若殿は 黒金のかしらを召して 腰に小太刀を どんどと構えて

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  五条が橋で姿を見れば 鳥か胡蝶か 空飛ぶ鳥か 千人切の見事さえ

      

          牛若踊りは これまでよ

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「唐松踊り」

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   鎌倉の御所のお庭に 植えたる松は唐松 植えたる松は唐松 唐松踊りはひと踊り

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   唐松の一の御枝に唐土の鷹が巣をくむ 唐松踊りは ひと踊り

                               (1976年収録)

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