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阿波の遊行弍
言葉の奥底に眠る物語
言葉が音楽へと変わる瞬間、そこには名付けようのない感情が芽生えます。「阿波の遊行弍」では、歌詞の背後に隠された文脈や多層的な意味を、丁寧な思索とともに紐解いていきます。この緻密な解釈のプロセスこそが、楽曲に真の命を吹き込み、聴き手の心に深く永く響き続けるための指針となるのです。
4:鳴門の田の草取り歌 31秒
「田の草取り」は、初夏から盛夏にかけて、水田の中に入り込んで行う重労働
である。水の中に手を泳がし、指に触れる雑草を一つ残らず摘み上げてゆく。
単調な作業なので口先で歌でも唱えながら長時間を耐える。
歌詞にある「田の草よりも嫌な“さつまの握り草”」とは、何をさすのか、
不明である。
土用半ばの 田の草よりも
嫌よ さつまのにぎり草
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