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阿波の遊行弍
言葉の奥底に眠る物語
言葉が音楽へと変わる瞬間、そこには名付けようのない感情が芽生えます。「阿波の遊行弍」では、歌詞の背後に隠された文脈や多層的な意味を、丁寧な思索とともに紐解いていきます。この緻密な解釈のプロセスこそが、楽曲に真の命を吹き込み、聴き手の心に深く永く響き続けるための指針となるのです。
5:鳴門の棒づき歌 1分50秒
「棒づき」とは、家を新築するときなどに、地面に丸太を落として搗き固める作業。
今の時代の人には想像もできないが、重機の無い時代はこれを人力で行った。
地面に高い櫓を組んで、四方にチリキと呼ばれる滑車を付け、重い丸太につけた縄をそこに
通して、大勢の人がそれを引き上げて落とす。引き上げる作業には、
リズムを合わせるために絶対に歌が必要であった。
上手な歌い手だと作業もはかどり、家を新築する楽しさも加わって、
「棒づき」は地域の祝祭の感がある。
ヨーイヨーイ
(ハア ドシタン ドシタン)
逢うて嬉しや 別れの辛さ
ソラエー
逢うて分かれが ないとよい
ソラドッコイセー ソラコイヨーイヨーイ (ア ドシタン ドシタン)
見たか見てきたか 名古屋の城は ソラエー金のシャチホコ 雨ざらし
ソラドッコイセー ソラコイヨーイヨーイ(アドシタンドシタン)
深い編み笠 見染めたからや ソラエーおとのほしさやの おめごとや
ソラドッコイセー ソラコイヨーイヨーイ(ドシタン ドシタン)
逢うてうれしい 別れがつらい ソラエー逢うて別れが ないとよい
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