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阿波の遊行弍

言葉の奥底に眠る物語

言葉が音楽へと変わる瞬間、そこには名付けようのない感情が芽生えます。「阿波の遊行弍」では、歌詞の背後に隠された文脈や多層的な意味を、丁寧な思索とともに紐解いていきます。この緻密な解釈のプロセスこそが、楽曲に真の命を吹き込み、聴き手の心に深く永く響き続けるための指針となるのです。

5:鳴門の棒づき歌  

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  「棒づき」とは、家を新築するときなどに、地面に丸太を落として搗き固める作業。

 

今の時代の人には想像もできないが、重機の無い時代はこれを人力で行った。

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   地面に高い櫓を組んで、四方にチリキと呼ばれる滑車を付け、重い丸太につけた縄を

 

そこに通して、大勢の人がそれを引き上げて落とす。引き上げる作業には、リズムを

 

合わせるために絶対に歌が必要であった。

 

上手な歌い手だと作業もはかどり、家を新築する楽しさも加わって、

 

「棒づき」は地域の祝祭の感がある。

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ヨーイヨーイ

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(ハア ドシタン ドシタン)

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逢うて嬉しや 別れの辛さ

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   ソラエー

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逢うて分かれが ないとよい

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 ソラドッコイセー ソラコイヨーイヨーイ (ア ドシタン ドシタン)

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見たか見てきたか 名古屋の城は ソラエー金のシャチホコ 雨ざらし

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 ソラドッコイセー ソラコイヨーイヨーイ(アドシタンドシタン)

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深い編み笠 見染めたからや ソラエーおとのほしさやの おめごとや

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 ソラドッコイセー ソラコイヨーイヨーイ(ドシタン ドシタン)

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逢うてうれしい 別れがつらい ソラエー逢うて別れが ないとよい

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図5.jpg
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