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阿波の遊行弍

言葉の奥底に眠る物語

言葉が音楽へと変わる瞬間、そこには名付けようのない感情が芽生えます。「阿波の遊行弍」では、歌詞の背後に隠された文脈や多層的な意味を、丁寧な思索とともに紐解いていきます。この緻密な解釈のプロセスこそが、楽曲に真の命を吹き込み、聴き手の心に深く永く響き続けるための指針となるのです。

2:鳴門市大麻町松村の神踊り(鎌倉踊り)  53秒 歌:郡良太郎 坂田顕二 柳沢次郎

 

 「松村の神踊り」は、鎌倉時代に松村に入った旧家、松浦家を中心に、牛馬の健康祈願の行事

 

として伝えられてきた。踊り場の中央に花籠を立て、その周囲を白い装束に身をそろえた人々が

 

踊る。踊り終わると、花かごに刺されてあった花竹を持ち帰り、牛・馬小屋の入り口にたてか

 

け、牛馬の病気退散のおまじないとする。

 曲目は10種ある。

 

「鎌倉踊り」は、鎌倉の執権・北条氏の出立の見事さを褒めたたえたもの。

鎌倉時代に淵源のある歌であろうか。

 

鎌倉殿のご陣立ち ご陣立ち

   槍をば何と好ませた 

   石突き黒金 中き金

   しお首黄金は お蛭巻き

   まずは見事の鎧がかり よう いくさがかりよ

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