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阿波の遊行弍

言葉の奥底に眠る物語

言葉が音楽へと変わる瞬間、そこには名付けようのない感情が芽生えます。「阿波の遊行弍」では、歌詞の背後に隠された文脈や多層的な意味を、丁寧な思索とともに紐解いていきます。この緻密な解釈のプロセスこそが、楽曲に真の命を吹き込み、聴き手の心に深く永く響き続けるための指針となるのです。

11:神山町の荷かたぎ歌  歌:田中クメノ 55秒

「荷かたぎ」とは、山から薪や肥料となる刈った草をまとめて肩に担いて、

 

里まで下ろす作業。仕事を終えて家に帰る時の楽しさもあり、

 

歩行の二拍子のリズムカルな調子が心地よい。

 

      雪はちらちら 殿御は外よ 糸も車も 手につかず ションガエー

    行こか行こか 男の方から 寄せた女の しょたれよー

    山が高こうて 殿御が見えず 殿御可愛や 山憎い ションガエー

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